山田章一「超新星」日本評論社、2016年
を眺め終えた。
重力崩壊型超新星の物理についての専門書である。
山田氏の集中講義のノートが元となっている。
一般相対論や場の量子論を一通り勉強した後に読む本。
重力崩壊型超新星は宇宙物理のなかでも物理をしっかりと使う分野であるため、天文学らしさはあまり感じない。
今のところ、この分野の邦書としてはこれ以外にはないし、
しばらくは代わりになる本は出てこないだろう。