2022年7月31日日曜日

2022年7月30日土曜日

久保「ゴム弾性」を眺めた

久保亮五「ゴム弾性」、初版復刻版、1996年、裳華房
を眺めた。
一時間で42ページまで進んだ。

2022年7月29日金曜日

佐々「熱力学入門」を眺め終えた

佐々真一「熱力学入門」2000年、共立出版
を眺め終えた。

一冊目に読む熱力学の本。
大学1,2年生ぐらいがちょうどいいレベルだと思う。
コンパクトであるが、練習問題の答えは書いていない。
この本だけで、問題は解けるようにはならないだろう。

LiebとYngvasonの論文の影響で、
近い分野で研究している人の間で
熱力学だけで閉じた教科書を書くことが流行ったようで
その一冊。

それ以前の教科書と比べて
わかりやすくなったのか?
それは、わからない。
薄めの本なので、その点は読みやすい。

私は熱力学の話が続いた後で、
バネのモデルが出てきたときに
とても喜んだので、
一般的な議論をほめたたえる
どの熱力学の本もあまり好きではない
ということが分かった。

熱力学と統計力学がまとめて書かれた古い本で
熱力学の教育を受けたので、
どれだけ著者がほめたたえていても
熱力学だけで閉じていることを過剰に褒めたたえる
雰囲気が好きになれず、憂鬱な気分になる。


2022年7月28日木曜日

2022年7月27日水曜日

佐々「熱力学入門」を眺めた

佐々真一「熱力学入門」2000年、共立出版
を一時間眺めた。
34ページまで進んだ。

2022年7月15日金曜日

阿部「小倉金之助 生涯とその時代」を読んだ

阿部博行「小倉金之助 生涯とその時代」法政大学出版局、1992年
を読んだ。

著者の阿部博行氏の山形県立高等学校教諭の郷土史家で、
本書で第8回「真壁仁・野の文化賞」、第40回「高山樗牛賞」を受賞した。

本書は数学史家・数学者・物理学者である小倉金之助の伝記である。阿部氏は数学が不得意とのことで数学などの研究内容に関する記述について期待してはいけない。本書は小倉氏の自伝に沿ったものらしく、それらを検討しなければ、本書の真の価値は判断できないので判断を保留する。本書の記述は平坦であり、読みやすい。小倉氏の一側面ついて大げさに取り上げて批判することもない。幼少時代の背景から死後まで記述は淡々としている。著者が数学や物理にあまり興味がないからであろう。著者の阿部氏は郷土の山形県に関して興味があるようなので、当時の山形関係の記述は本書の特徴なのかもしれない。よくまとまっていると思うが、小倉に対する批評が足りないかもしれないとも思う。

小倉は幼少のことから病弱で、いつも死が付きまとった。当時も過労死する人が多かったらしくて、小倉も恩師が過労死している。小倉は半年程度寝込み、体力回復して働き、また長期間寝込むということ何度も何度も繰り返した。小倉は医師の忠告をよく守ったようで、寝込み始めるタイミングも上手かったのだろう。77歳まで生きた。

2022年7月9日土曜日

2022年7月8日金曜日

2022年7月7日木曜日

藤原兵頭「熱学入門」を眺め終えた

藤原邦男、兵頭敏夫「熱学入門」1995年、東京大学出版会

を眺め終えた。


この本は故藤原邦男氏の講義ノートを兵頭敏夫氏が加筆し、まとめたものであり、

物理を専門としない東京大学の1年生用の熱力学・統計力学の入門書のようだ。

熱力学と統計力学をすっきりと理解させる気はないようだ。、

東京大学の一年生が力学に退屈して大学の物理に幻滅しように

歴史をまじえて物理の面白さを宣伝するための本だと感じた。


兵頭氏の本らしく、途中の計算は丁寧に書かれている。

演習問題の答えの一部は省略されているものもあるが大部分は途中計算も書かれている。

解析力学が予告なく出てくるので、普通の大学一年生にはつらい。


東大生は入学直後にでも読めばいいが、普通の大学生は

解析力学を終えた長期休みあたりに一気に読めば、ちょうどいいと思う。


2022年7月3日日曜日

藤原兵頭「熱学入門」を眺めた

藤原邦男、兵頭敏夫「熱学入門」1995年、東京大学出版会

を眺めた。

一時間で53ページまで進んだ。


2022年7月2日土曜日

河辺「工科系のための解析力学」を眺め終えた

河辺哲次「工科系のための解析力学、第2版」2016年、裳華房

を眺め終えた。


解析力学の本であるが、多くの例題と章末問題があり、

例題と章末問題の問題の出し方に特徴がある。

問題中に答えが書いてあり、それを確認するタイプだけの問題しかない。

この本を解析力学の最初の本にして、

その後に大学院入試の過去問を解けば、

大学院入試対策としては十分で、

ぼほ最短ルートになるだろう。


力学を終えた後、大学2年生ぐらいで読む本。