2022年7月29日金曜日

佐々「熱力学入門」を眺め終えた

佐々真一「熱力学入門」2000年、共立出版
を眺め終えた。

一冊目に読む熱力学の本。
大学1,2年生ぐらいがちょうどいいレベルだと思う。
コンパクトであるが、練習問題の答えは書いていない。
この本だけで、問題は解けるようにはならないだろう。

LiebとYngvasonの論文の影響で、
近い分野で研究している人の間で
熱力学だけで閉じた教科書を書くことが流行ったようで
その一冊。

それ以前の教科書と比べて
わかりやすくなったのか?
それは、わからない。
薄めの本なので、その点は読みやすい。

私は熱力学の話が続いた後で、
バネのモデルが出てきたときに
とても喜んだので、
一般的な議論をほめたたえる
どの熱力学の本もあまり好きではない
ということが分かった。

熱力学と統計力学がまとめて書かれた古い本で
熱力学の教育を受けたので、
どれだけ著者がほめたたえていても
熱力学だけで閉じていることを過剰に褒めたたえる
雰囲気が好きになれず、憂鬱な気分になる。