2021年8月26日木曜日

小山嶺重ら「ブラックホールと高エネルギー現象」を眺め終えた

小山勝二・嶺重慎(編)「ブラックホールと高エネルギー現象(シリーズ現代の天文学8)」2007年、日本評論社

を眺め終えた。


ブラックホールがメインの本と思わせるタイトルだが、

実際には

白色矮星、中性子星、ブラックホール、降着円盤、降着流、ジェット、

宇宙線、重力波、ガンマ線バーストなどについて、

それぞれの専門家が分担して書かれている

コンパクト天体と高エネルギー現象の本である。


全体的に数式の使用は自重されている。

しかし、著者は18名おり、

数式を使って物理過程を追うのが好きな人がいれば、

ポンチ絵と表が好きな人もいる。

一見、統一が取れた記述で書かれているように見えるが

実際に読んでみるとそれぞれの著者の文章の癖があって、

読み通すことはかなりしんどい。


興味がある学生は細かいことは気にせずに、

気になった時に読み始めればいいと思う。