藤田和日郎「からくりサーカス 8巻」小学館、1999年
を読んだ。
からくりサーカスは200年前から現代までの多くの国を舞台とした複雑なプロットで全43巻ある。全36話でアニメ化もされたが、全然時間が足りないので、細切れ感が否めない。アニメ制作者も与えられた条件でできる限りのことをやったに違いないとしか言えない。
8巻では、主役の一人の加藤鳴海の過去エピソードが挿入される。ここで、加藤のキャラが子供を助けようと修行をして強くなったが、誰も救うことができないであがいている青年と固まって、ストーリーが進んでいく。
からくりサーカスは面白いが30巻くらいにまとめられないかなあと読むたびに思う。時系列順にも並べたくなる。