小野嘉之「シュレディンガー方程式の解法」1993年、丸善
を眺め終えた。
量子力学の入門書から物理数学の部分を抜き出したような本。
最後の章の近似法では、変分法、WKB近似、ボルン近似について
書かれている。
量子力学を入門書を読んだ後に読む本である。
量子力学の入門書を読んで、
物理にも物理数学にも打ちのめされた後に
気分を変えて、
シュレディンガー方程式の解き方に集中して
再挑戦してみるというときにいい本かもしれない。
大学3年生が読む本であろう。