住吉光介「原子核から読み解く超新星爆発の世界」2018年、共立出版
眺め終えた。
中性子星や超新星爆発について、最近の研究を踏まえて書かれている本。
著者の住吉氏は原子核物理を専門とする
理論物理学者であるため、
私にとって、天文の人が書いた本に比べて、
非常に分かりやすい。
何が分かっていて、何が分かっていないのか
原子核物理の理論物理の人の視点から
とても良く書かれている。
理論物理の入門を一通り終えた大学4年生から
読むことができると思う。
本書を読むには、
一般相対論については、詳しく知っている必要はない。