2024年7月16日火曜日

一丸「高密度プラズマの物理」を眺め終えた

一丸節夫(著)吉田治(訳)「高密度プラズマの物理」日本評論社(2020年)
を眺め終えた。

原書は2019年出版にされた「Statistical Physics of Dense Plasmas: Elementary Process and Phase Transitions」である。著者の一丸氏はプラズマ物理で多くの国際的な賞をとっている有名な物理学者らしい。本書は一丸氏のこれまで行ってきた研究と興味がある研究をまとめたような本。本書では多くの一丸氏の論文が引用されている。この本で扱われている内容がメジャーなものなのかどうかは私にはわからない。多くの内容が知らない内容で面白く、興味を持って眺めることができた。

本書のレベルは高く、大学生が読むレベルではない。論文を読んでいて、一丸氏の論文が出てきたら、この本もチェックしてみると良いかもしれない。