井田大輔「現代相対性理論入門」朝倉書店(2022年)
を2時間眺め終えた。
まえがきにも書かれているように本書は難しい。
最初の120ページで特殊相対論と数学の準備に割かれる。
残りの100ページでは、一般相対論があっさりと導入され、ホーキング・エリスのダイジェストの様な感じで特異点定理が述べられる。その後、少しだけ具体的な時空の性質がまとめられるている。
本書は数理的な傾向がある人が相対論の一冊目に良い本だと思う。
普通の物理学の方法を好む人には別の一般相対論の入門書を読んだとしても、この本は難しいだろう。