2024年8月31日土曜日

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2024年8月17日土曜日

2024年8月16日金曜日

2024年8月15日木曜日

河東「数学者の思案」を読んだ

河東泰之「数学者の思案」2024年、岩波書店
を読んだ。

東京大学に所属する数学者である河東氏のエッセイ本である。「科学」の連載に基づいている。

自身の体験に基づいた数学周辺にまつわる内容である。フェアな記述にしようという著者の強い意志を感じて好印象である。読んでいて面白いので、取り立てて文句はないが、河東氏の数学的な能力は数学者を志す少年少女とかけなはれていることと務めている職場は日本の数学者が働く平均的な職場ともかけはなれて厚遇だろうから、何の参考にもならないだろう。

出版前に河東氏のウェブサイトですでにエッセイに目を通していたが、それでも本書を楽しめた。楽しい本だと思う。


2024年8月14日水曜日

2024年8月13日火曜日

2024年8月12日月曜日

2024年8月11日日曜日

2024年8月10日土曜日

2024年8月9日金曜日

高橋上地「マンガでわかるベイズ統計学」を眺め終えた

高橋信 著、上地優歩 作画、ウェルテ 制作「マンガでわかるベイズ統計学」オーム社, 2017年
を眺め終えた。

タイトル通りの内容で、タイトル通りのスタイルで表現されている。
眺めただけだったが、初めて触れる内容なので、全く分からなかった。
現在の私は本書にコメントする資格はないと思うので、特にコメントはない。

2024年8月8日木曜日

清水「熱力学の基礎 第二版 II」を眺め終えた

清水明「熱力学の基礎 第二版 II」東京大学出版会、2021年
を眺め終えた。

東京大学教養学部一年生の講義のノートをもとにした熱力学の教科書である。初版は2007年であったが、第二版は2冊に分かれた。一般的なことが書かれており、熱力学の初学者には難しい。また、本書には章末の演習問題は一切なく、本書にはこの本の内容を消化する前に演習問題に取り組むべきではないと主張している。この教科書は読んで理解できた気になっても具体的な問題が出されると解けずに何も理解できていないことを悟る学生を大量生産するであろう。

読者が東京大学かそれと同程度の大学の学生であるか、または、物理というより数理物理的な興味を持ち、あまり具体例に興味がない学生には一冊目の熱力学の教科書としていい本かもしれない。普通の物理系の学生には熱力学の3冊目くらいの教科書としてちょうどいいであろう。

2024年8月6日火曜日

清水「熱力学の基礎 第二版 II」を眺めた

清水明「熱力学の基礎 第二版 II」東京大学出版会、2021年
を2時間眺めた。
76ページまで進んだ。

2024年8月5日月曜日

清水「熱力学の基礎 第二版 I」を眺め終えた

清水明「熱力学の基礎 第二版 I」東京大学出版会、2021年
を眺め終えた。I巻に続いてII巻を眺める。

2024年8月2日金曜日

清水「熱力学の基礎 第二版 I」を眺めた

清水明「熱力学の基礎 第二版 I」東京大学出版会、2021年
を2時間眺めた。
72ページまで進んだ。

2024年8月1日木曜日

松原「大規模構造の宇宙論」を眺め終えた

松原隆彦「大規模構造の宇宙論」共立出版、2014年
を眺め終えた。

本書は序盤は宇宙論の初歩的な内容を説明しているが、
中盤から難しくなるタイプの専門書である。
後半は著者の松原氏が提唱したという統合摂動論を紹介している。

宇宙論を勉強したことがある学生ならば、前半はちょうどいいレベルであろう。
後半は松原氏の研究を理解したい専門家と専門家になりたい人が読めるレベルである。

2024年7月31日水曜日

松原「大規模構造の宇宙論」を眺めた

松原隆彦「大規模構造の宇宙論」共立出版、2014年
を2時間眺めた。
102ページまで進んだ。

2024年7月30日火曜日

小嶌小出高橋「ブラックホール宇宙物理の基礎」を眺め終えた

小嶌康史、小出眞路、高橋労太「ブラックホール宇宙物理の基礎」日本評論社、2019年
を眺め終えた。

一般相対論を使ったブラックホールとその周辺についての基礎的なことをまとめた教科書。
重力波のことはほぼ書いていない。イベントホライズンテレスコープの観測結果が出る直前に出版されたので、この本には書かれていない。

この分野に参入したい学生が読むような教科書で、一般相対論に入門しておく必要がある。
このレベルの教科書にしては珍しく、本文中に例題がたくさんあったり、各章に演習問題がちゃんとあるので読者はかなり長い時間をかけてこの本と戦うことになる。多くの内容はこの本以外では(少なくとも邦書としては)本としてはまとまっていないと思われるので、この分野に詳しくなるには、この本を読むか、原著論文を読むしかかないと思われる。

内容はこの分野の理論研究の最前線という感じであり、この分野の研究者のコンセンサスがなんとなくわかるところは原著論文にはない良さだと思う。

2024年7月26日金曜日

小嶌小出高橋「ブラックホール宇宙物理の基礎」を眺めた

小嶌康史、小出眞路、高橋労太「ブラックホール宇宙物理の基礎」日本評論社、2019年
を2時間眺めた。
75ページまで進んだ。

2024年7月25日木曜日

河合浅野「ガンマ線バースト」を眺め終えた

河合誠之、浅野勝晃「ガンマ線バースト」日本評論社、2019年
を眺め終えた。
ガンマ線バーストの理論と観測をまとめた本。
ガンマ線バーストの面白さと難しさが良くまとまっているとても良い本。

2024年7月23日火曜日

河合浅野「ガンマ線バースト」を眺めた

河合誠之、浅野勝晃「ガンマ線バースト」日本評論社、2019年
を2時間眺めた。
88ページまで進んだ。

2024年7月22日月曜日

前田田辺「演習形式で学ぶ特殊相対性理論」を眺め終えた

前田恵一、田辺誠「演習形式で学ぶ特殊相対性理論」2022年、サイエンス社
を眺め終えた。

特殊相対論をだいたい理解している人が
手を動かして問題を解くことで、より深く理解するために良い本。
将来、特殊相対論や一般相対論を使った研究者になる人や既に研究している人が主な読者だと思われる。

2024年7月21日日曜日

前田田辺「演習形式で学ぶ特殊相対性理論」を眺めた

前田恵一、田辺誠「演習形式で学ぶ特殊相対性理論」2022年、サイエンス社
を2時間眺めた。
78ページまで進んだ。

2024年7月20日土曜日

岩井「多電子系の超高速光誘起相転移」を眺め終えた

岩井伸一郎「多電子系の超高速光誘起相転移」共立出版(2016年)
を眺め終えた。

本書はかなり難しい。大学生が読むには難しいだろう。光誘起相転移に興味がある人が好きな時に読めばいいと思う。

2024年7月19日金曜日

岩井「多電子系の超高速光誘起相転移」を眺めた

岩井伸一郎「多電子系の超高速光誘起相転移」共立出版(2016年)
を2時間眺めた。
69ページまで進んだ。

2024年7月18日木曜日

辻川「入門現代の宇宙論」を眺め終えた

辻川信二「入門現代の宇宙論」講談社(2022年)
を眺め終えた。

本書は大学3,4年生向けに作られた相対論的宇宙論の本である。一般相対論のことを知らない人向けに作られており、付録に少しだけ一般相対論のことが述べられている。

本書は基礎的なことから始めて、かなり難しいことまで述べられている。本書を読み通すことが出来れば、相対論的宇宙論の基本的なことは理解したと言ってよいだろう。辻川氏のような専門家が授業で使ったり、ゼミで使ったりすれば学生も何とか読み通すこともできるだろう。しかし、相対論的宇宙論に興味がある人が一冊目に独学するには難しすぎるレベルだと思う。

2024年7月17日水曜日

辻川「入門現代の宇宙論」を眺めた

辻川信二「入門現代の宇宙論」講談社(2022年)
を2時間眺めた。
124ページまで進んだ。

2024年7月16日火曜日

一丸「高密度プラズマの物理」を眺め終えた

一丸節夫(著)吉田治(訳)「高密度プラズマの物理」日本評論社(2020年)
を眺め終えた。

原書は2019年出版にされた「Statistical Physics of Dense Plasmas: Elementary Process and Phase Transitions」である。著者の一丸氏はプラズマ物理で多くの国際的な賞をとっている有名な物理学者らしい。本書は一丸氏のこれまで行ってきた研究と興味がある研究をまとめたような本。本書では多くの一丸氏の論文が引用されている。この本で扱われている内容がメジャーなものなのかどうかは私にはわからない。多くの内容が知らない内容で面白く、興味を持って眺めることができた。

本書のレベルは高く、大学生が読むレベルではない。論文を読んでいて、一丸氏の論文が出てきたら、この本もチェックしてみると良いかもしれない。

2024年7月15日月曜日

ホーキング編「「ホーキング、宇宙を語る」ガイドブック」を読んだ。

(編)スティーブン・W・ホーキング (訳)林一 「「ホーキング、宇宙を語る」ガイドブック」1992年、早川書房
を読んだ。

2022年11月28日に俳優の渡辺徹さんが亡くなった。子供向けのゲームのテレビ番組の司会を長年やり、妻の榊󠄀原郁恵さんとともにバラエティー番組でも活躍した渡辺徹さんは私にとって家族のように親しみのある人である。渡辺徹さんは体重の増減が激しく、テレビを見ていた人はみんな家族のことのように渡辺徹さんの体調を心配し、榊󠄀原郁恵さんの心労も慮っていたと思う。渡辺徹さんの声は非常に心地よいので、私は渡辺徹さんがナレーションをする地球ドラマチックという番組の虜になった。この番組は海外の科学番組を編集して放送するというものであり、見ているとNHKで制作され毎週放送される科学番組のつまらなさに我慢できなくなる。日本の科学番組は科学だけを見せようとするあまり、人の存在を排除しようと努めていることに気が付く。それが番組の面白さを台無しにしている。地球ドラマチックで紹介される科学番組は科学者が仮説を立てて検証する過程も描かれて、科学者にも敬意が払われている。科学者がメインというわけではないが、科学者の理解しがたい異常な情熱や成功の喜びや失敗の苦悩などの人間らしさのほのかな香りも感じられる構成になっている。日本の科学番組は絶対に間違っていると私は思う。

本題に入るが、本書の原書は「STEPHEN HAWKING'S A BRIEF HISTORY OF TIME: A Reader's Companion」であり、1992年に出版されたようだ。内容は映画「ホーキング宇宙を語る」の完全版の書籍化といったところである。ホーキングのドキュメントとブラックホール研究の紹介が絶妙なバランスで描かれており、本書を読めばいかに海外の科学番組が優れていたのかがわかるだろう。一般相対論を勉強した後に読むと出演メンバーの豪華さにも気が付くと思う。


2024年7月14日日曜日

一丸「高密度プラズマの物理」を眺めた

一丸節夫(著)吉田治(訳)「高密度プラズマの物理」日本評論社(2020年)
を2時間眺めた。
98ページまで進んだ。

2024年7月13日土曜日