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佐藤「情報理論(改訂版)」を眺め終えた
佐藤洋「情報理論(改訂版)」裳華房、1983年
を眺め終えた。
初版は1973年。基礎物理学選書の一冊であり、物理に近い内容なので、物理の学生でも心理的な抵抗がなければ十分に自習できそう。物理の人は入門的な授業か動画で、ちょっとでもかじっていると心理的な抵抗は少ないと思う。適当な分量の練習問題が含まれており、良い本だと思う。
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有馬「マルチフェロイクス」を眺め終えた
有馬孝尚「マルチフェロイクス」共立出版、2014年
を眺め終えた。
物質中の電磁気学に関する内容である。
私にはすごく難しいと感じられた。私にとって物理学会誌の記事が難解だというのと同じような感覚を与えてくれる本。こういう分野があるということを知った上で、卒研としてこの分野を選んだり、大学院を選んだりするためには、これを4年生になる前に目を通さないといけないことになるのでハードルは高いと思う。
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デイヴィス「タイムマシンをつくろう!」を読んだ
ポール・デイヴィス、(訳)林一、「タイムマシンをつくろう!」 草思社、2003年
著者は曲がった時空の場の量子論の研究や「Quantum Fields in Curved Space」の専門書で著名なあのP.C.W. Daviesである。P.C.W. Daviesは科学の普及でも有名であり、マイケル・ファラデー賞などを受けている。
本書はタイムマシンについての本格的な通俗書である。タイムマシン小史という年表ではタイムマシンに関わるSF小説と物理の理論が紹介されており、それだけでも興味深い。
一章は特殊相対論と一般相対論の入門書にも出てくるようなポピュラーなタイムマシンについて割かれており、二章と三章はワームホールの基本事項とソーンらによって提唱されたワームホールを使ったタイムマシンに割かれている。第四章はQ&Aである。理論物理としてまじめな理論に基づいた面白半分な研究を紹介するという本である。大学レベルの一般相対論の入門を終えた人には良い本だと思うが、一般相対論を知らないとわけのわからない本であると思う。
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ダーウィン「ビーグル号航海記」を読んだ
チャールズ・ダーウィン(著)、島地威雄(訳)、「ビーグル号航海記」、上1959年、中1960年、下1961年、岩波書店
を読んだ。
進化論を提唱することになるダーウィンが若い時にビーグル号で世界を観察した日記のような本。1831年から1836年の記録。ダーウィンらを含めた当時の博物学者の豊かな学識に感心する。誰でも一度は読むべき本だと思う。
進化論のアイデアを受け入れている現代人からすると、進化論の根拠となることがあまりにもたくさん記述されているので、読んでいてやきもきする。
人種差別的な記述もたくさんあるが、200年近く前の本なので仕方がないと諦めるしかない。きっと若い世代にとって私も時代錯誤の老害にすぎないだろうから、何も語らずに黙って自分の仕事をするのが吉なのだろう、という学びもある。
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ワトソン「二重らせん」を読んだ
J・D・ワトソン (訳)江上不二夫、中村桂子 「二重らせん」2012年、講談社
本書はワトソンから見たDNAの二重らせんの構造の研究の回顧録。
とても面白い。
女性差別的な叙述や研究倫理的に問題がある記述もあり
間違いなく世界が認める有名な問題作。
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