2021年10月5日火曜日

梅村福江野村「輻射輸送と輻射流体力学」を眺め終えた

梅村雅之、福江純、野村英子 「輻射輸送と輻射流体力学」(2015年)日本評論社

を眺め終えた。


天文学で使われる物理学について書かれている。


福江氏は本を書くのがかなり速いようで、

天文学のシリーズものでは福江氏の本だけ早めに出ている印象がある。


このシリーズは演習問題とその答えが載っていることが印象的である。

しかし、巻末に解答にFukueの論文を見ろと書いてある問が8つもある。

正直に言って、このやり方は教科書として、よろしくないと思う。


私は天文学をあまり良く知らないので、この本に書いてあることが

教科書して適切なのか、わからない。

本質的に扱われている物理学は本質的に難しいものである。

その扱いや単純化が適切なのかも、私には判断できない。


大学4年生から読め始められると思う。