2025年7月20日日曜日

平見佐分「科学史のヒーローたち3 ウィリアム・ハーベイ」を読んだ

(著)平見修二(絵)佐分優「科学史のヒーローたち3 ウィリアム・ハーベイ」リブリオ出版、1994年
を読んだ。
医学、解剖学の偉人ハーベイの伝記絵本。私にはハーベイがこのシリーズに妥当なのか分からないが、私には本格的なハーベイの伝記を読む機会はなさそうなので、丁度よいのだろう。

2025年7月19日土曜日

2025年7月18日金曜日

2025年7月17日木曜日

2025年7月16日水曜日

2025年7月15日火曜日

藤原「父の威厳 数学者の意地」を読んだ

藤原正彦「父の威厳 数学者の意地」1994年、新潮社
を読んだ。

1991年に講談社で出版された「父の威厳」に15編のエッセイが追記された、数学者でエッセイエストの藤原氏のエッセイ集。個人的にフェルマー予想を解決したワイルズが燃え尽きたことについてのエッセイが心に残った。

法学者、弁護士、エッセイエストの阿川尚之氏の解説がついている。阿川氏は藤原氏がアメリカの合理性を批判しつつも、行っていることはアメリカ的であることを鋭くしている。



2025年7月14日月曜日

2025年7月13日日曜日

2025年7月12日土曜日

2025年7月11日金曜日

2025年7月10日木曜日

平見久世「科学史のヒーローたち2 ガリレオ・ガリレイ」を読んだ

(著)平見修二(絵)久世アキ子「科学史のヒーローたち2 ガリレオ・ガリレイ」リブリオ出版、1994年
を読んだ。
実験や天文観測に基づいた論証を行いイタリアから当時のヨーロッパに大きな影響を与え、近代科学の父とも言われるガリレオの伝記絵本。妥当な選択であろう。良い本である。

2025年7月9日水曜日

2025年7月8日火曜日

2025年7月7日月曜日

2025年7月6日日曜日

2025年7月5日土曜日

平見三善「科学史のヒーローたち1 チコ・ブラーエ」を読んだ

(著)平見修二(絵)三善和彦「科学史のヒーローたち1 チコ・ブラーエ」リブリオ出版、1994年
を読んだ。
天文学者ブラーヘの伝記。絵本であるが、見事な出来である。シリーズの一つ目にブラーヘを選ぶのも非常に良い。

2025年7月4日金曜日

2025年7月3日木曜日

2025年7月2日水曜日

2025年7月1日火曜日

野本ら「元素はいかにつくられたか 超新星爆発と宇宙の化学進化」を眺め終えた

野本憲一編「元素はいかにつくられたか 超新星爆発と宇宙の化学進化」2007年、岩波書店
を眺め終えた。

岩波講座、物理の世界の一冊の小冊子である。編者は世界的に有名な天文学者である。野本氏の解説が読めると手にとって見みたが、野本氏は1章と9章の一部を執筆したに過ぎず、実際の執筆は大学院生とポスドクによる。そのため、私は詐欺にあったようだと感じた。

執筆者の担当部分を記す。
野本憲一(1章と9章)、前田啓一(2章)、富永望(3章)、大久保琢也(4章)、田中雅臣(5章と6章と9章)、和南城伸也(1章と7章)、小林千晶(8章)。おそらく執筆者は野本氏の弟子か共同研究者なのであろう。

星の内部で作られる元素についての本である。ビッグバンでの元素合成はほとんど触れられていない。専門的な内容が、各章ごとにコンパクトにまとまっているが、著者がたくさんいるために、話題の流れはちぐはぐしていて非常に読みにくい。著者ごとに書きぶりが全然違うので、担当範囲とに別の本だと強く意識しないと非常に混乱すると思う。大学3年生から大学院生が読むとよい本である。また、あまりにも執筆当時の最新の研究のことを書きすぎていて、多くの部分が古くなっていると思う。このような小冊子も一人の天文学者が時間をかけて書くこともできないほど、日本の天文学の人的資源が乏しいのだと思うと心が痛む。



2025年6月30日月曜日

野本ら「元素はいかにつくられたか 超新星爆発と宇宙の化学進化」を眺めた

野本憲一編「元素はいかにつくられたか 超新星爆発と宇宙の化学進化」2007年、岩波書店
を眺め始めた。
2時間で91ページまで進んだ。



2025年6月29日日曜日

福江「輝くブラックホール降着円盤」を眺め終えた

福江純「輝くブラックホール降着円盤」プレアデス出版、 2007年
を眺め終えた。

福江純氏は理論の天文学者であり、ブラックホールの降着円盤の見た目をプロットした論文で知られている。本書は理論の天文学の専門家が書いた降着円盤の本である。記述は簡易である。

私にはこの本がどれだけ有用なものなのかはよく分からない。これから天文学に詳しくなるにつれて、本書の有用さが判断できるようになるのだろうか。

天文学者の専門書や一般書の一般相対論やブラックホールの記述は必ず看過できない間違いが含まれているので気つけないといけない。本書も例外ではない。


2025年6月25日水曜日

福江「輝くブラックホール降着円盤」を眺めた

福江純「輝くブラックホール降着円盤」プレアデス出版、 2007年
を眺めた。2時間で79ページまで進んだ。

2025年6月24日火曜日

2025年6月23日月曜日

2025年6月22日日曜日

2025年6月21日土曜日

2025年6月20日金曜日

2025年6月19日木曜日

2025年6月18日水曜日

ピーターソン「活動銀河核」を眺め終えた

ブラッドリー・M. ピーターソン著、和田桂一、谷口義明、粟木久光、亀野誠二、寺島雄一、長尾透 訳「活動銀河核」丸善出版、2010年
を眺め終えた。
原著は1997年出版の「An Introduction to Active Galactic Nuclei」である。活動銀河核の観測の天文学者であるピーターソンによる大学院生向けの活動銀河核の教科書。観測の専門家らしい視点で活動銀河核について基礎的なことから分かりやすく書かれている。和書としては、このテーマで本書に対抗できそうな本は思い当たらないので、訳者はいい仕事をしたと思う。もちろん、このレベルになると英語の専門書やレビュー論文を読むべきなのかもしれないというのも正論であるとも思う。

2025年6月17日火曜日

ピーターソン「活動銀河核」を眺めた

ピーターソン「活動銀河核」を眺め、2時間で161ページまで進んだ。

2025年6月16日月曜日

ピーターソン「活動銀河核」を眺めた

ブラッドリー・M. ピーターソン著、和田桂一、谷口義明、粟木久光、亀野誠二、寺島雄一、長尾透 訳「活動銀河核」丸善出版、2010年
を眺め始めた。2時間で76ページまで進んだ。

2025年6月15日日曜日

藤原正彦「管見妄語 とんでもない奴」を読んだ

藤原正彦「管見妄語 とんでもない奴」、2014年、新潮社
を読んだ。

週刊新潮で連載された数学者である藤原正彦氏によるエッセイ集。数学や数学者の話はあまりない。時代錯誤な考えが満載な記述もところどころあるけれども、正真正銘のご老人によるエッセイなので、あまり気にしないようにして楽しむと良いだろう。私のお気に入りとしては、藤原家とゆかりのある人たちについて書かれている「偶然の紡いだ人の鎖」を挙げておく。ちなみに、藤原正彦氏の父親は大河ドラマ武田信玄の原作小説を書き、直木賞作家でもあるの小説家の新田次郎氏である。新田次郎氏の本名は藤原寛人であり、本職は中央気象台(現在の気象庁)に勤めた気象学者である。母親は作家として知られる藤原ていである。大叔父には気象学者の藤原咲平氏がいる。ちなみに当時は気象学や地球物理学は物理学の一部とみなされていたため、藤原咲平氏は理論物理学科出身である。従伯父に実業家の牛山清人、従伯父の妻にメイ牛山がいる。藤原正彦氏の妻は心理学者・エッセイストの藤原美子氏である。12歳年下のお茶の水大学の学生だった美子氏に教員だった藤原正彦氏が一目ぼれしたとのこと。藤原美子氏の父親は化学者の田丸謙二氏、姉は化学者の大山秀子氏、姉の夫は化学者の大山茂生氏、祖父は化学者の田丸節郎氏、大伯父は物理学者の田丸卓郎氏となっている。藤原咲平氏は田丸卓郎氏から指導を受けたこともある。これだけ人脈があるのだから、藤原氏が誰と知り合いでも驚くには値しないと私は思う。藤原氏が「偶然」と見做していることが腑に落ちない。どれだけ過去をたどってもそれらしい親族が出てきそうもない私のような凡人が学問を志すことは、武士の血を引く学者一族に生まれた人々と比べて、ハードモードすぎるとしみじみ感じられた。

2025年6月14日土曜日

2025年6月13日金曜日

2025年6月12日木曜日

2025年6月11日水曜日

2025年6月10日火曜日

2025年6月9日月曜日

2025年6月8日日曜日

2025年6月7日土曜日

2025年6月6日金曜日

2025年6月5日木曜日

2025年6月4日水曜日

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2025年6月2日月曜日

2025年6月1日日曜日