2021年12月31日金曜日

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた。

一時間で279ページまで進んだ。

2021年12月30日木曜日

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた。

一時間で220ページまで進んだ。

2021年12月29日水曜日

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた。

一時間で195ページまで進んだ。

2021年12月28日火曜日

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた。

一時間で165ページまで進んだ。

2021年12月26日日曜日

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた。

一時間で89ページまで進んだ。

2021年12月25日土曜日

野本定金佐藤ら「恒星」を眺めた

野本憲一・定金晃三・佐藤勝彦(編)「恒星(シリーズ現代の天文学7)」2009年、日本評論社

を眺め始めた。

一時間で43ページまで進んだ。


2021年12月24日金曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺め終えた

福井康雄・犬塚修一郎・大西利和・中井直正・舞原俊憲・水野亮(編)「星間物質と星形成(シリーズ現代の天文学6)」2008年、日本評論社

を眺め終えた。


天文学でおそらくかなり重要な話題を扱っている。
31名の執筆者で書かれており、編集者が6名もいる。
私が天文学の素人なせいか、
あるいは執筆者と編集者が多すぎるせいか、
全体像は分かりにくく、
読みづらい。

編集者と執筆者を減らせば
もっと読めるようになると思うが、
本質的に一人でカバーすることが難しい分野なのかもしれない。

2021年12月23日木曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた。

一時間で284ページまで進んだ。


2021年12月22日水曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた。

一時間で239ページまで進んだ。


2021年12月21日火曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた。

一時間で194ページまで進んだ。


2021年12月20日月曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた。

一時間で149ページまで進んだ。

2021年12月19日日曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた。

一時間で108ページまで進んだ。


2021年12月18日土曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた。
一時間で76ページまで進んだ。

2021年12月17日金曜日

福井犬塚大西中井舞原水野ら「星間物質と星形成」を眺めた

福井康雄・犬塚修一郎・大西利和・中井直正・舞原俊憲・水野亮(編)「星間物質と星形成(シリーズ現代の天文学6)」2008年、日本評論社

を眺め始めた。

一時間で38ページまで進んだ。

2021年12月16日木曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺め終えた

祖父江義明・有本信雄・家正則(編)「銀河II 銀河系(シリーズ現代の天文学5)」2007年、日本評論社

を眺め終えた。

銀河Iと同様に私には絶望的に難しい。

執筆者も20名ほどいる。

このあまりにも多い執筆者は銀河系の研究を一人の人間で理解できることが

不可能であることを示しているかもしれない。

物理の人はいつ読んでも難しいと思うので、いつ読んでも構わないと思う。

2021年12月15日水曜日

辻ら「日本の物理学者」を読んだ

辻哲夫編著「日本の物理学者」東海大学出版会、1995年
を読んだ。

1992年秋の日本物理学会の物理学史シンポジウム「日本の物理学者 大正・昭和前半期」のプロシーディングである。

辻哲夫「日本における物理学の自立」
田中節子「桑木或雄と日本の物理学」
廣川俊吉「石原純と日本の物理学」
吉田省子「土井不曇にみる「量子論」の解釈」
勝木渥「曽禰武 ー時代早過ぎた実験物理学者」
足助尚志「茅誠司におけるWeiss理論の受容過程」
松田久子「フランスにおける湯浅年子」
小川修三・廣川俊吉「坂田昌一における「物理学と方法」1」
仁科伸彦「仁科芳雄のこぼれ話」
が収められている。

足助氏の文章だけ数式だらけで、しかも私は物性や統計力学をほとんど知らないので、ほとんど分からなかった。それ以外はほとんど数式がなくて、読み物として楽しめた。松田氏の湯浅年子についての文章が一番興味深いと感じた。物理を知らない一般読者向けではなく、物理学史の研究者のプロシーディングなので、物理系の学科の大学4年生以上でないと楽しめないと思う。

2021年12月14日火曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で299ページまで進んだ。

2021年12月13日月曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で260ページまで進んだ。

2021年12月12日日曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で222ページまで進んだ。

2021年12月11日土曜日

ノーベル物理学賞受賞者の出身大学と大学院

先日、ハーバード大学が世界一の大学であるというネット記事を見た。
しかし、ハーバード大学の物理がすごいという印象は私にはなかった。
自分の興味ある分野が狭いせいで勘違いしていたかも?
と気になって、その日はあまり寝付けなかったので、ネットサーフィンしてみた。

(ちなみにスタンフォード大学もすごい大学と言われているが、私には全然ピンとこない。また、イギリスではオックスフォードとケンブリッジがライバルと言われているが、オックスフォードの物理はあまり印象にない。世間と私の感覚がずれている気がする。)

・大学と大学院を分けてカウントした。これは困難な作業であった。
・大学院で修士号と博士号が同一機関から受理された場合は1つとしてカウントした。
・国によって教育制度はさまざまである。(学士+修士)課程と博士課程に分かれている場合は(学士+修士)課程の所属を大学としてカウントし、博士課程の所属を大学院とカウントした。(学士+修士)課程を修了し、博士課程の代わりに助教授になった場合は、(学士+修士)課程の所属を大学と大学院として2回カウントした。


気が付いたこと
・必ずしも物理学科ではない。
・論文博士の場合もある。
・統合されたりする大学もある。
・大学の名前はよく変わる。
・大学を含めた教育システムと馬が合わなかったと明言する受賞者もいる。

2001年から2021年までの集計結果
「ハーバード大学出身の物理学賞受賞者は2名で、マサチューセッツ工科大学出身は5名である。」

大学を選ぶときにハーバード大学が世界一だと思わない方がいい。ハーバード大学は自力で良い学生を育てられないが、金にものを言わせて、他の大学から優秀な大学院生や教員をうまく獲得し、研究させているのであろう。日本にも似たようなことをしている球団がある。作製した下のリストを見ると物理の大学院としては世界一だといわれても違和感はない。また、私の分野では著名なハーバード関係者がたくさんいるわけではなかった。

アメリカでは大学と大学院を変えることが強く推奨されている。おそらく制度としてうまく回っており、長い目で見て研究の交流と促進に一役買っているのだろう。なので、興味がある研究室があれば、大学ではなく大学院からハーバードに行くのがベストかもしれない。

ちなみに、私が子供の時は、日本の物理と言えば京都大学だったが、最近はそうでもないことも読み取れる。


(大学)
マサチューセッツ工科大学 5
ケンブリッジ大学 3
東京大学 3
名古屋大学 3
カリフォルニア大学 2
パリ高等師範学校 2
ハーバード大学 2
モスクワ大学 2
ハイデルベルク大学 2
フライブルク大学
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン
マニトバ大学
ローザンヌ大学
ジュネーヴ大学
コロンビア大学
University of Grenoble 
マックマスター大学
カリフォルニア工科大学
埼玉大学
ダルハウジー大学
京都大学
徳島大学
ブリュッセル自由大学
キングス・カレッジ・ロンドン
アリゾナ大学
モスクワ物理工科大学
ロシア科学アカデミー
Woolwich Polytechnic(現在のグリニッジ大学)
マギル大学
ペンシルベニア大学
フランクフルト大学
スワースモア大学
カーネギー工科大学
ヘブライ大学
シカゴ大学
ミシガン大学
オックスフォード大学
ミラノ大学
メリーランド大学
スタンフォード大学
ハンブルク大学
ローマ・ラ・サピエンツァ大学

(大学院)
ハーバード大学 5
カリフォルニア大学 4
名古屋大学 4
東京大学 4
プリンストン大学 3
マサチューセッツ工科大学 3
オックスフォード大学 2
ロシア科学アカデミー 2
ケンブリッジ大学 2
カリフォルニア工科大学 2
ジュネーヴ大学 2
コーネル大学 2
ピエール・マリー・キュリー大学(旧パリ第6大学)2
ボン大学
ロチェスター大学
徳島大学
ブリュッセル自由大学
キングス・カレッジ・ロンドン
ナイメーヘン大学
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン
マギル大学
シカゴ大学
パリ南大学(旧パリ第11大学)
ダルムシュタット工科大学
カーネギー工科大学
ハイデルベルク大学
モスクワ大学
ミラノ大学
エール大学
スタンフォード大学
ミュンヘン工科大学
ゲッティンゲン大学
ローマ・ラ・サピエンツァ大学


2021年
眞鍋淑郎
大学 東京大学
大学院 東京大学

クラウス・ハッセルマン
大学 ハンブルク大学
大学院 ゲッティンゲン大学

ジョルジョ・パリージ
大学 ローマ・ラ・サピエンツァ大学 
大学院 ローマ・ラ・サピエンツァ大学

2020年
ロジャー・ペンローズ
大学 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン
大学院 ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ

ラインハルト・ゲンツェル
大学 フライブルク大学
大学院 ボン大学

アンドレア・ゲズ
大学 マサチューセッツ工科大学 
大学院 カリフォルニア工科大学 

2019年
ジェームズ・ピーブルス
大学 マニトバ大学
大学院 プリンストン大学

ミシェル・マイヨール
大学 ローザンヌ大学
大学院 ジュネーヴ大学

ディディエ・ケロー
大学 ジュネーヴ大学
大学院 ジュネーヴ大学

2018年
アーサー・アシュキン
大学 コロンビア大学
大学院 コーネル大学

ジェラール・ムル
大学 University of Grenoble (BSc, MSc)
大学院 ピエール・マリー・キュリー大学(旧パリ第6大学

ドナ・ストリックランド
大学 マックマスター大学
大学院 ロチェスター大学

2017年
レイナー・ワイス
大学 マサチューセッツ工科大学
大学院 マサチューセッツ工科大学

バリー・バリッシュ
大学 カリフォルニア大学バークレー校
大学院 カリフォルニア大学バークレー校

キップ・ソーン
大学 カリフォルニア工科大学
大学院 プリンストン大学

2016年
デイヴィッド・J・サウレス
大学 ケンブリッジ大学
大学院 コーネル大学

ダンカン・ホールデン
大学 ケンブリッジ大学
大学院 ケンブリッジ大学

ジョン・M・コステリッツ
大学 ケンブリッジ大学
大学院 オックスフォード大学

2015年
梶田隆章
大学 埼玉大学
大学院 東京大学

アーサー・B・マクドナルド
大学 ダルハウジー大学
大学院 カリフォルニア工科大学

2014年
赤崎勇
大学 京都大学
大学院 名古屋大学

天野浩
大学 名古屋大学
大学院 名古屋大学

中村修二
大学 徳島大学
大学院 徳島大学

2013年
フランソワ・アングレール
大学 ブリュッセル自由大学
大学院 ブリュッセル自由大学

ピーター・ヒッグス
大学 キングス・カレッジ・ロンドン
大学院 キングス・カレッジ・ロンドン

2012年
デービッド・ワインランド
大学 カリフォルニア大学バークレー校
大学院 ハーバード大学
 
セルジュ・アロシュ
大学 パリ高等師範学校
大学院 ピエール・マリー・キュリー大学

2011年
ソール・パールマッター
大学 ハーバード大学
大学院 カリフォルニア大学バークレー校

ブライアン・P・シュミット
大学 アリゾナ大学
大学院 ハーバード大学

アダム・リース
大学 マサチューセッツ工科大学
大学院 ハーバード大学

2010年
アンドレ・ガイム
大学 ロシア科学アカデミーの固体物理研究所
大学院 ロシア科学アカデミーの固体物理研究所

コンスタンチン・ノボセロフ
大学 モスクワ物理工科大学
大学院 ナイメーヘン大学

2009年
チャールズ・カオ
大学 Woolwich Polytechnic(現在のグリニッジ大学)
大学院 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン

ウィラード・ボイル
大学 マギル大学
大学院 マギル大学

ジョージ・E・スミス
大学 ペンシルベニア大学
大学院 シカゴ大学

2008年
南部陽一郎
大学 東京大学(東京帝国大学)
大学院 東京大学

小林誠
大学 名古屋大学
大学院 名古屋大学

益川敏英
大学 名古屋大学
大学院 名古屋大学

2007年
アルベール・フェール
大学 パリ高等師範学校
大学院 パリ南大学(パリ第11大学)

ペーター・グリューンベルク
大学 フランクフルト大学
大学院 ダルムシュタット工科大学

2006年
ジョン・C・マザー
大学 スワースモア大学
大学院 カリフォルニア大学バークレー校

ジョージ・スムート
大学 マサチューセッツ工科大学
大学院 マサチューセッツ工科大学

2005年 
ロイ・ジェイ・グラウバー
大学 ハーバード大学
大学院 ハーバード大学

ジョン・ホール
大学 カーネギー工科大学
大学院 カーネギー工科大学

テオドール・ヘンシュ
大学 ハイデルベルク大学
大学院ハイデルベルク大学

2004年
デイビッド・グロス
大学 ヘブライ大学
大学院 カリフォルニア大学バークレー校

H. デビッド・ポリツァー
大学 ミシガン大学
大学院 ハーバード大学

フランク・ウィルチェック
大学 シカゴ大学
大学院 プリンストン大学

2003年
アレクセイ・アブリコソフ
大学 モスクワ大学
大学院 ロシア科学アカデミー

ヴィタリー・ギンツブルク
大学 モスクワ大学
大学院 モスクワ大学

アンソニー・レゲット
大学 オックスフォード大学
大学院 オックスフォード大学

2002年
レイモンド・デービス
大学 メリーランド大学
大学院 エール大学

小柴昌俊
大学 東京大学
大学院 東京大学

リカルド・ジャコーニ
大学 ミラノ大学 
大学院 ミラノ大学

2001年
エリック・コーネル
大学 スタンフォード大学
大学院 マサチューセッツ工科大学

ヴォルフガング・ケターレ
大学 ハイデルベルク大学
大学院 ミュンヘン工科大学

カール・ワイマン
大学 マサチューセッツ工科大学
大学院 スタンフォード大学

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で198ページまで進んだ。

2021年12月10日金曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で160ページまで進んだ。

2021年12月9日木曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で116ページまで進んだ。

2021年12月8日水曜日

観山野本二間瀬ら「天体物理学の基礎I」を眺めた

観山野本二間瀬ら「天体物理学の基礎I」を眺めた。

一時間で256ページまで進んだ。

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた。

一時間で78ページまで進んだ。

2021年12月7日火曜日

祖父江有本家ら「銀河II銀河系」を眺めた

祖父江義明・有本信雄・家正則(編)「銀河II 銀河系(シリーズ現代の天文学5)」2007年、日本評論社

を眺め始めた。

一時間で39ページまで進んだ。

2021年12月6日月曜日

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺め終えた

谷口義明・岡村定矩・祖父江義明(編)「銀河I 銀河と宇宙の階層構造(シリーズ現代の天文学4)」2007年、日本評論社

を眺め終えた。


天文学の素養のない私にとって、
あまりにも難しく、絶望を感じながら読んだ。

シリーズ現代の天文学中でも多めの
20名以上の著者によって書かれているが
これは銀河という分野の
本質的な難しさからくるのかもしれない。

物理の人には
いつ読んでも難しいと思われるので、
どの時期に読んでも良いだろう。

2021年12月5日日曜日

物理の研究者のキャリアパスのネットサーフィン

インターネットでよく見かける物理の研究者のキャリアパスの助言では、以下のように書かれていることが多い。(私は卒研が理論物理であったために、以下の話は理論の場合に限る。)


大学院で博士号を取る→国内、または海外の大学、研究所などで博士研究員として働く→場所を変えて博士研究員を2,3回やる→運が良ければ、大学などの教員に収まる。


私も上記のキャリアパスを信じていたが、物理の研究者のウェブサイトのネットサーフィンを長年していると、例外が多いことに気が付いた。


ネットサーフィンから得た情報をまとめると

「素粒子物理学、宇宙物理学で優秀で運がいい人は博士号取得後5、6年で任期がない職(助教や講師)になることが一つの目安となっている。」

「それ以外の物理の分野では、優秀な人は博士号取得後0~2年で任期がない職になることが一つの目安となっている。」

「素粒子物理学、宇宙物理学で、優秀でも運が普通な人は大学教員になる前に博士研究員として過ごす時期が異常に長い。」

「2022年現在、女性限定公募が多く出ており、素粒子物理学、宇宙物理学分野でも、博士号取得後0~2年で任期がない職になるケースが多数出てきている。」


少し詳細を書くと以下のようになる。

(い)素粒子物理学と宇宙物理学はマラソンで、それ以外の物理の分野は短距離走に例えることができる。短距離走が苦手で、マラソンでないと勝てない人もいるので、これはこれで良いんじゃないかと個人的に思う。しかし、20年(博士研究員10年+任期付き助教10年)耐久マラソンが普通になってくると日本の素粒子物理学と宇宙物理学に明るい未来はない。


(ろ)短距離走の場合は、大学院にいる間に大学教員椅子取りゲームのほぼ決着がつく。修士課程と博士課程の学生が増え、多くの学生が学位取得と共に就職することを除けば、昔とほとんど変わっていないように見える。


(は)ネットに書かれている先達によるキャリアパスの助言は、分野がちょっと変わると的外れなので、たとえ真実であっても、その適応範囲は非常に狭いことを肝に銘じておくべきである。


(に)インターネットで見かけるキャリアパスは素粒子理論と宇宙物理が多い。自分の分野の将来を憂いて、善意で書かれているのだと思うが、結果として、非常に強いバイアスを持つ情報をインターネットにさらしている。


(ほ)素粒子物理学や宇宙物理学と一言でいっても、かなりの広い分野を含んでいるため、さらに細分化され、状況はまちまち。


(へ)高校から物理を選択する時点で女性は少ない。物理系学科では、女性はさらに少なくなるため、学生時代は男性には分からない障害がたくさんあるかもしれない。でも物理が好きな女性よ、物理を諦めないで!任期のない職を見つけるのが難しいという情報は男性の場合である。最近は女性限定公募が増えたため、素粒子物理学や宇宙物理学でもポスドクや任期付き助教を経ずに(、または一回だけのポスドクを経て)任期なしの助教になるケースも多い!


(と)物理学科でも一般教養の学科でもなく、隣接分野の学科に着任する人がいる。例えば、数理的傾向が強めの物理の人が数学科に着任するケースがぼちぼちある。そうすると、その学生は数学科出身で数理的な傾向の強い物理を研究し、物理学会に所属するが、素粒子物理学や宇宙物理学のキャリアパスというよりも数学者のキャリアパスに従うことになる。数学者のキャリアパスはポスドクを0~1回経験して助教になるケースが多いようである。


興味ある分野が短距離走かマラソンか知りたい場合は、主要な大学や研究所の助教と准教授の経歴をできるだけ多く調べるとよい。助教や准教授が博士研究員をしていたか、していた場合はその期間は何年か、任期付きの助教を何度か経験していたか、などの経歴を調べるとよい。(着任が10年以上前の人の情報は古くて役に立たないと思った方が良い。)


結論を述べる。ネットでは、研究大学の良いポストを得たと自認した人が、彼らの言う、研究大学の良いポストをいかにして得るべきか、助言をしている。私はこれらの助言を娯楽としてよく読むが、読んだ後は必ず嘔吐したくなるような不快さを感じる。彼らが特殊な例を不当に一般化しているのを見て、平静を耐えられないからであろう。

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた。
一時間で293ページまで進んだ。

2021年12月4日土曜日

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた。

一時間で255ページまで進んだ。

2021年12月3日金曜日

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた。

一時間で218ページまで進んだ。

2021年12月2日木曜日

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた。

一時間で192ページまで進んだ。

2021年12月1日水曜日

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた

谷口岡村祖父江ら「銀河I銀河と宇宙の階層構造」を眺めた。

一時間で153ページまで進んだ。