青木慎也「格子QCDによるハドロン物理」2017年、共立出版
を眺め終えた。
著者の青木慎也氏は格子QCDの研究者として有名である。
本書は数式と図を使った、格子QCDの本格的な薄い入門書である。
青木氏による日本語による入門書ということで、
一読の価値はある。
数値計算を使う分野なので、
本当に理解するには、
青木氏のグループに入って実際に計算するしかないと思う。
大学3年生か4年生ぐらいに、
こういう分野があるということを理解するために、
読むのが良いと思う。