二間瀬敏史「なっとくする宇宙論」、1998年、講談社
を眺め終えた。
数学的にやさしい宇宙論の一つ。
すこしだけ数式を使うことで、
一般書よりも深く理解できる。
通常の教科書としては物足りないが
専門的な内容の多くを求めない人にとっては悪くない本だと思う。
大学1,2年生程度の数学の知識で十分読める。
しかし、私は応用する前に基礎的な物理
を理解すべきだと信じているので、
一般相対論の半年の入門講義を受けたり、
一般相対論の入門書を読破した後に
読み始めるべきだと思う。
著者は一般相対論や宇宙論の研究者で、
たくさんの本を書いている。