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物理学再入門ねこ
2024年11月24日日曜日
2024年11月23日土曜日
2024年11月22日金曜日
沙川「非平衡統計力学」を眺め終えた
沙川貴大「非平衡統計力学」共立出版、2022年
を眺め終えた。
情報熱力学という分野を切り開いた沙川氏によるゆらぎの熱力学、情報熱力学の解説。
大学4年生から読める難易度であると思われる。
2024年11月21日木曜日
2024年11月20日水曜日
2024年11月19日火曜日
古澤武田「新版 量子光学と量子情報科学」を眺め終えた
古澤明、武田俊太郎「新版 量子光学と量子情報科学」サイエンス社、2020年
を眺め終えた。
初版は2005年。
量子力学の本は素粒子の応用を意識している場合が多いが、
この本を読むと量子光学という面白い分野への応用もあるのだなあと分かる。
良い本であると思う。
2024年11月18日月曜日
2024年11月17日日曜日
レンスター「ベーシック圏論」を眺め終えた
T. レンスター (著), 斎藤 恭司 (監修), 土岡 俊介(訳)「ベーシック圏論」2017年、丸善出版
を眺め終えた。
原書は2014年。圏論の入門書。
私は数学に詳しくないので、コメントはしない。
2024年11月16日土曜日
2024年11月15日金曜日
浅田「宇宙はいかに始まったのか : ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学」を読んだ
浅田秀樹「宇宙はいかに始まったのか : ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学」 講談社, 2024年
を読んだ。
本書はブルーバックスであり、2023年に記者会見があったナノヘルツ重力波の解説書である。著者の浅田氏は一般相対論を研究する弘前大学教授である。
一般相対論、重力波、パルサー、インフレーション、ブラックホールを説明して、本題のパルサータイミングアレイを説明する。おまけとしてガイア衛星が活躍している位置天文学の章もついている。
本書はパルサータイミングアレイの解説が目的であるため、ブルーバックスとしてはかなり内容が詰め込まれている。なので、本当に何も知らない人が読むにはつらいと思う。パルサータイミングアレイと位置天文学以外の話題をすでにかじったことがある人が一番本書を楽しめると思う。最先端の研究の話題を知ることができる良書だと思う。
2024年11月14日木曜日
2024年11月13日水曜日
渡辺「量子多体系の対称性とトポロジー」を眺め終えた
渡辺悠樹「量子多体系の対称性とトポロジー」サイエンス社、2022年
を眺め終えた。
渡辺悠樹氏は2015年にカリフォルニア大学バークレー校で博士号をとった若手の物理学者であり、
現在は東京大学の准教授である。
著者略歴によると専門は物性理論とあるが
素粒子物理学と物性理論の両方から学び
素粒子物理の研究者とも共同研究を行うという
ユニークなスタイルと視点に基いた
スマッシュヒットした研究を行っているようで、受賞も多い。
対称性から量子多体系の様々なモデルを統一的に理解したいという
著者のユニークな野望が本書を貫いている。
本書の価値がどうなるのかは、今後の物性理論のどのように発展するかにかかっていると思う。
私は物性物理のことをほとんど何も知らないために、細かいことは分からなかったが
本書で紹介される様々な具体的なモデルを知ることは単純に面白かった。
2024年11月12日火曜日
2024年11月11日月曜日
西野「テンソルネットワークの基礎と応用」を眺め終えた
西野友年「テンソルネットワークの基礎と応用」サイエンス社、2021年
を眺め終えた。
テンソルネットワークという物理の多くの分野で使われている手法について
解説している大学院生や研究者向けの本である。
物理の本というより物理数学の本である。
2024年11月10日日曜日
2024年11月9日土曜日
2024年11月8日金曜日
市川田中「天体画像の誤差と統計解析」を眺め終えた
市川隆、田中幹人「天体画像の誤差と統計解析」共立出版、2018年
を眺め終えた。
1章から5章は天文学で学ぶ統計解析という内容。
最後の6章は天体画像の誤差に関することで天文学に興味がある人はとても楽しめると思う。
また各章の終わりにあるコラムも天文学が好きな人は楽しめると思う。
全体としてユニークな本であり、天文学に興味がある人は持っていて良い本だと思う。
2024年11月7日木曜日
2024年11月6日水曜日
枝松「単一光子と量子もつれ光子」を眺め終えた
枝松圭一「単一光子と量子もつれ光子」共立出版(2018年)
を眺め終えた。
量子力学の復習からはじめて単一光子と量子もつれ光子について解説した本。
量子力学の入門を終えた大学3年生か4年生から読める本。
実験のことが多く書かれているのが特徴である。
理論の人には非常にとっつきにくい印象であるが
この分野の専門家になるのならば、理論の人も一応読んでおくべきなのだろう。
2024年11月5日火曜日
2024年11月4日月曜日
2024年11月3日日曜日
2024年11月2日土曜日
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2024年10月15日火曜日
和南城「なぞとき 宇宙と元素の歴史」を読んだ
和南城 伸也「なぞとき 宇宙と元素の歴史」2019年、講談社
著者の和南城さんは本著の出版時にはマックス・プランク重力物理学研究所シニア研究員であるが、それ以前の職場である上智大学での文系の学生に行われた授業に基づいている。元素がどのように合成されたのかがバランスよく解説されている。出版時期は中性子星合体の初検出直後なので、当時の最新の研究が書かれている。
本書では数式は一つだけ登場し他の数式は排除されている。しかし内容は易しくなく、理解するためには何度も読み返す必要があるだろう。(大学の授業とはそういうものであるべきである。) まず「はじめに」を読み、それから「おわりに」を読むと良い。そうすれば本文途中で脱落する確率はかなり減るし、読者にとって本書は繰り返し読むに値する特別な本となるだろう。
関連するリンクを貼っておく。
2024年10月14日月曜日
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