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長沢中村大野「ワトソン&クリック(丸善コミックス10)」を読んだ
(作)長沢宏明 中村雅浩、(画)大野史「ワトソン&クリック(丸善コミックス10)」1994年、丸善
を読んだ。
DNAの二重らせんの模型を作ったワトソンとクリックの伝記漫画。
当時の世界の競争の激しさが良く伝わってくる。
本書をワトソンとクリックの成功物語と思って読んでも面白いと思うし、
研究に関して色々と考えさせられることも書かれており、勉強にもなる。
大野氏の絵は昔はぱっと見は下手だと感じたが、
大野氏の絵は昔はぱっと見は下手だと感じたが、
20年読み込んだ結果、かなり上手いと評価を変えた。
20年前に初めて読んだときも、とても面白く感じたし、
それから何度も読んできたが、いつも面白く感じられる。
今読んでも色あせることなく、変わらず面白い。
私は20年間経っても、この本よりも面白い本を見つけられていない。
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西尾「現代物理学の父ニールス・ボーア」を読んだ
西尾成子「現代物理学の父ニールス・ボーア」、1993年、中央公論社
を読んだ。
ボーアについての伝記である。一般にはアインシュタインと比べるとボーアは有名ではない。物理系の学科で3年生か4年生ぐらいになると、多くの分野の教科書にアインシュタインの名前が出てくるため、アインシュタインの偉大さは実感できるだろう。一方で、大学で物理を学んでも、授業で習うボーアの業績と言えばボーアの原子模型ぐらいであり、その原子模型も量子力学を詳しく学ぶと手堅い価値があるとは思えなくなってくる。したがって、物理系の学科を卒業しても、なぜボーアが偉大なのかはよく分からない。
ボーアがアインシュタインと同じくらい偉大な人物であるとわかってくるのは、教科書ではなく物理学者の伝記を読み漁った後である。ボーアと同じ時代に生きた物理学者の多くがボーアから強い影響を受けていることがわかる。ボーアは研究者同士の議論や交流を力強く推奨した。現在の理論物理の世界ではボーアが推奨した研究スタイルとボーアの精神が、完全に定着していると言ってよいであろう。これはボーアの影響を受けた若い物理学者が母国に帰り、ボーアのスタイルを実践したためであろう。
アインシュタインの研究は独創的で深いだけでなく、物理の基礎の広い分野にわたり、圧倒的に抜きんでおり、研究業績で並び立つ物理学者はいなかった。それだけでなく、アインシュタインは弟子をほどんど作らなかった。そのため、現役時代からアインシュタインは生きる伝説的な英雄ではあったが、孤独になりがちであった。その一方で、ボーアは量子力学を作り上げた黄金時代の物理学者たちから父親の役割を与えられ、非常に愛されていた。
著者の西尾氏は科学史の専門家であるため、この本の記述はかなり固めである。この本は痛快な傑作というわけではないが、ボーアについて詳しく知ることができる貴重な本である。
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