2021年7月15日木曜日

三浦健太郎「ベルセルク40巻」を読んだ

三浦健太郎「ベルセルク40巻」白泉社、2018

を読んだ。


三浦健太郎氏のファンになったのは王狼の単行本を読んだ20年前のことだ。

三浦健太郎氏はその10年前にはベルセルクの連載を始めていたそうなので、

私はファンとしては新参者のようである。


2021年5月6日に三浦健太郎氏は亡くなった。

これまでと変わらずに、これからも

三浦健太郎氏の著作を手に取った人の何割かは

三浦健太郎氏のファンになるのだろう。

しかし、もう誰もベルセルクの続きを読むことはできない。


生前の三浦健太郎氏の言葉によると

物語はハッピーエンドで終わるということなので、

最終的に主人公一行は幸せをつかむと単純に思ってよいのだろう。


物語には主人公のライバルも出てくるが、

この場合はハッピーエンドとは何を意味するのだろうか。

考えると眠れなくなりそうだが、

主人公一行の幸せを想像して祝福しながら、

我々はぐっすりと眠るべきなのだろう。