物理学再入門ねこ
2021年5月15日土曜日
ゲルマン「クォークとジャガー」を読んだ
マレイ・ゲルマン、(訳)野本陽代「クォークとジャガー : たゆみなく進化する複雑系」草思社、1997年
を読んだ。
クォークの提案でノーベル物理学賞を受賞したことで有名なゲルマンによる一般書。ゲルマンが興味を持つことが延々と書かれている本である。素粒子物理学や量子力学についても書かれているが、それは全体の1/3程度にすぎない。そのため、読む目的がゲルマンがどのような事柄に興味があったのか知りたいというもの好きな読書でない限り、かなりの苦痛を感じる本だと思う。
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