2025年8月30日土曜日

平見ムラタ「科学史のヒーローたち10 アルフレッド・ウェゲナー」を読んだ

(著)平見修二(絵)ムラタユキトシ「科学史のヒーローたち10 アルフレッド・ウェゲナー」リブリオ出版、1994年
を読んだ。大陸移動説を唱えたウェゲナーの伝記絵本である。なかなかのよい人物の選択であり、ウェゲナーのスカッとする研究は万人受けすると思う。言われてみるとウェゲナーの研究成果は色々な分野の基礎となるもので、科学史に名を遺す科学者の中でもかなりの偉大さである。

2025年8月28日木曜日

2025年8月25日月曜日

平見境木「科学史のヒーローたち9 ライト兄弟」を読んだ

(著)平見修二(絵)境木康雄「科学史のヒーローたち9 ライト兄弟」リブリオ出版、1994年
を読んだ。ライト兄弟の伝記絵本。ライト兄弟が科学史の英雄とは思わないが、本業は自転車屋であることなど知らないことが多く、なかなか面白い。

2025年8月20日水曜日

平見土屋「科学史のヒーローたち8 マゼラン」を読んだ

(著)平見修二(絵)土屋ヒデル「科学史のヒーローたち8 マゼラン」リブリオ出版、1994年
を読んだ。マゼランの伝記絵本。このシリーズにコロンブスとマゼランを続けて入れるのは、さすがに蛮勇だと思う。マゼランの航海は世界史では重要かもしれないが、マゼランは科学史の英雄とは言えないだろう。

2025年8月15日金曜日

ヘルマン「プランクの生涯」を読んだ

A・ヘルマン著、生井沢寛・林憲二訳「プランクの生涯」東京図書、1977年
を読んだ。

本書はマックス・プランクの伝記である。原書は1973年、ドイツのローヴォルト出版で出版された。プランクは古典物理学が完成した一方で、現代物理学がまだ生まれる前の1879年に21歳で博士号を取った。翌1880年にミュンヘンで私講師の許可を得た。私講師は名誉ある地位だったが、無給であった。プランクは5年間も無給の私講師として親のもとで暮らした。アシャフェンブルグの林間学校からのオファーがあったが、物理学者として孤立することを恐れて、見送った。1885年にキール大学の員外教授となり経済的な基盤を得て、結婚を待たせていたマリー・メルクと1887年に結婚した。

プランクは熱輻射の研究を1894年に始め、1889年にプランク定数の発見、1900年にはプランクの輻射の法則を発表した。これはプランクが量子論を創始したともいえる業績であった。ここまで50ページであり、あっという間である。残りの150ページは物理学者プランクの晩年についての記述といってよいだろう。このプランクの伝記は量子力学の発見に関わった多くの物理学者と全く異なっていて、異常なほどに晩年の記述が長い。輻射の法則の発表後、プランクはドイツの物理学の発展のために重職を務め、若い世代によって作られていった量子論と量子力学を良く勉強し、教育を行った。また、プライベートでは妻のマリーや娘や息子との死別があった。息子のエルヴィンはヒットラーに対する陰謀の関係者として処刑されている。プランクは第二次世界大戦中にアメリカに亡命するには年老いすぎていたために、ドイツに留まった。晩年についても読むに値する出来事が記されていると思う。

2025年8月10日日曜日

平見村松「科学史のヒーローたち7 コロンブス」を読んだ

(著)平見修二(絵)村松雅一「科学史のヒーローたち7 コロンブス」リブリオ出版、1994年
を読んだ。コロンブスの伝記絵本。もうコロンブスを英雄と見做す時代ではないし、そもそも科学史の英雄とは思われていないと思う。

2025年8月6日水曜日

長岡「統計力学」の1日目

長岡洋介「統計力学」1994年、岩波書店
を読み始めた。
2時間で17ページ進んだ。

2025年8月5日火曜日

平見村松「科学史のヒーローたち6 ルイ・パスツール」を読んだ

(著)平見修二(絵)村松雅一「科学史のヒーローたち6 ルイ・パスツール」リブリオ出版、1994年
を読んだ。パスツールの伝記絵本。教科書で一行書かれただけではパスツールのすごさは分からなかったが、背景がわかって、なかなか面白い。

2025年8月4日月曜日

2025年8月3日日曜日

2025年8月2日土曜日

2025年8月1日金曜日