を読んだ。
1982年に「学問の発見」という題で佼成出版社で出版されたものを
改題して集英社文庫として出版した本。
フィールズ賞を受賞したことで有名な広中氏の
自伝が半分以上で、残りは若者へのメッセージが書かれている本。
数学や研究にまつわる話や自伝的な部分は非常に面白く、
手元に置いて、繰り返し読む価値があると思う。
数学とあまり関係のない、例えば脳の話などは、気にせず読み流せばよいと思う。
当時は日本が世界2位の経済大国であったことを知識として知っていても
最後の部分は違和感がある。
ブックオフの100円の文庫の棚でたまたま見つけて購入した。
面白くて、一日で読み終えた。
発見した自分をほめてあげたい。