2021年4月15日木曜日

平林久「超巨大ブラックホールに迫る : 「はるか」が創った3万kmの瞳」を読んだ

平林久「超巨大ブラックホールに迫る : 「はるか」が創った3万kmの瞳」新日本出版社、 2017年
を読んだ。

電波天文学の専門家であり、JAXAではるか(MUSES-B )プロジェクトに貢献した平林氏の自伝的な一般書。天文学や物理学を開拓するのは理論の人でなく実験の人であるということが良く伝わってくる。非常に良い本であると思う。大きい活字の本でところどころふり仮名が付いているが、内容は普通の一般書のレベルであり、ある程度知っていないと全くついていけないだろう。