シュッツ相対論入門を一時間読んだ。
53ページまで進んだ。
佐藤勝彦・二間瀬敏史(編)「宇宙論Iーー宇宙の始まり」2008年、日本評論社
を眺め終えた。
いわゆるビッグバン宇宙論とインフレーションが主な内容。
終わりの方にブレーン宇宙論について結構ページが割かれているのは
本書が出版される数年前にブレーン宇宙論が流行したためだと思われる。
このシリーズの中では比較的少ない6名の著者によって書かれているため
相対論的宇宙論を専門とする人には比較的読みやすいかもしれない。
しかし相対論的宇宙論を専門としない、
天文学を勉強したい普通の読者にとっては
本書の内容自体はかなり難しい気がする。
執筆された当時は和書の宇宙論の教科書は少なく、
本書は良い選択肢の一つだったかもしれない。
幸いなことに現在ではもっと選択肢は多い。
第2版も出版されている。