リチャード・P. ファインマン著、 釜江常好、 大貫昌子訳、「光と物質のふしぎな理論 : 私の量子電磁力学」 岩波書店、 1987 年 (岩波現代文庫、岩波書店、 2007)を読んだ。
ファインマンが行ったカリフォルニア大学での4日間の連続講演をラルフ・レイトンがテープから稿をおこし、編集したもの。
原書の出版年と講演された年がわかったらここに追加する。
ファインマンがノーベル賞を受賞した理由となった量子電磁力学を一般の人にごまかしなく説明するという独特な本。大学での量子力学の講義を一年ほど受けた直後の人、あるいは相対論的量子力学や量子電磁力学をこれから学ぶ人が読むとよい刺激になると思う。