2026年2月28日土曜日
2026年2月27日金曜日
2026年2月26日木曜日
2026年2月25日水曜日
ベサラプ「ランダウの生涯」を読んだ
マイヤ・ベサラプ、(訳)金光不二夫「ランダウの生涯」1973年、東京図書
を読んだ。
ソ連を代表する理論物理学者であるレフ・ランダウについての伝記である。ランダウは非常につらい時代のソ連を運よく生き延びることができた物理学者である。この伝記の最大の特徴は、そのような辛い背景はほとんど書かれていないことである。著者はランダウの姪である。ランダウの幼少のころのエピソードから晩年の内容までバランスよく含む。弟子に関するエピソードや妻であるコーラへの手紙は印象的であり、朗らかな雰囲気な伝記とさえいえる。実際の1930年代のソ連は大粛清が行われていた。海外で物理を学んだこともあるランダウも当然粛清対象となり、ウクライナのハリコフからモスクワへ逃亡するように異動したが、結局一年間投獄された。研究所長であるカピッツァは政治家から立場をわきまえない傲慢な研究者と疎まれていたカピッツァの勇気ある懇願によりランダウは運よく瀕死の状態で釈放された。ハリコフの同僚の何人かは銃殺された。第二次世界大戦から冷戦の10年数年間にわたり、ソ連の物理学者と政治家の間には核兵器などの非常時における兵器開発において緊張感のある関係が続いた。尊大なカピッツァは核兵器開発に反対し、1946年から1954年まで職を解かれて、自宅軟禁となった。投獄経験のあるランダウには個人的な感情とは関係なく兵器開発に協力しないという選択肢はなかっただろう。これらのことは本書では記述は乏しい。書かれていても何が正しいのかよくわからない曖昧な記述である。本書の改訂版が出されているという話も聞くが、ランダウはあまりにも軍事機密の深いところに関わっていただろうから、そもそもベサラプ氏の持っている情報も非常に限られているだろうし、私はあまり期待していない。本書にはリフシッツによる「ランダウの生きた言葉」も付録としてついている。この本のバージョンではリフシッツはランダウを「ランダウ」と呼んでいる。別の本のバージョンでは「先生」呼びである。
2026年2月24日火曜日
2026年2月23日月曜日
2026年2月22日日曜日
2026年2月21日土曜日
2026年2月20日金曜日
鴇巣麻生「丸善コミックス9 湯川秀樹&朝永振一郎」を読んだ
(作)鴇巣直樹(画)麻生はじめ「丸善コミックス9 湯川秀樹&朝永振一郎」丸善、1994年
を読んだ。
湯川と朝永の伝記漫画。独立した研究者としてそれぞれ別の時期にノーベル賞を貰い、しかも、朝永の研究は素粒子物理における4つの相互作用の一つの基礎理論の構築であり、湯川の研究はその後の素粒子物理学の方向性を決定づけるような、ともに偉大な物理学者であるし、湯川の日本の物理学業界の影響力の大きさは断トツなので2冊に分けたほうが良いとも思う。やはり、ホーキングよりも湯川や朝永の方が偉大だと思う。
2026年2月19日木曜日
2026年2月18日水曜日
2026年2月17日火曜日
2026年2月16日月曜日
2026年2月15日日曜日
郷田「ダークマターとは何か」を読んだ
郷田直輝「ダークマターとは何か」2012年、株式会社PHP研究所
を読んだ。
ダークマターについての本である。1章から3章は標準的なダークマターの解説である。著者の郷田氏は位置天文学衛星のJASMINEを推進する立場の研究者であるため、4章以降の位置天文学の解説やJASMINEなどの位置天文学衛星に関わる記述が豊富であることが本書の特徴である。JASMINE計画は現在も進んでいることだと思う。最近は同じく天文学衛星であるGaia衛星のデータで銀河系内でX線を出す膠着円盤とは異なる環境にあるブラックホールが発見されたり、銀河内の磁場の3次元的な構造について理解が進んでおり、位置天文学衛星のインパクトはかなり増していると思うので、本書で位置天文学やJASMINEについて知ることができるということは非常に良いことだと思う。
2026年2月14日土曜日
2026年2月13日金曜日
2026年2月12日木曜日
2026年2月11日水曜日
2026年2月10日火曜日
石川中川「丸善コミックス8 ボーア&ハイゼンベルク」を読んだ
(作)石川宏(画)中川佳昭「丸善コミックス8 ボーア&ハイゼンベルク」丸善、1994年
を読んだ。
ボーアとハイゼンベルクの伝記漫画。二人とも量子力学の建設で重量な貢献をした物理学者である。なぜこの組み合わせなのかと疑問が残る。ボーアの偉大さは大学で量子力学を学んでも特に分かりにくいが、一人で書かれる十分に偉大な人物だと思うので不当な扱いだと思う。同じ物理の分野で比較しやすいところでは、少なくともホーキングよりもボーアやハイゼンベルクの方が数倍偉大だと思う。
2026年2月9日月曜日
2026年2月8日日曜日
2026年2月7日土曜日
2026年2月6日金曜日
2026年2月5日木曜日
犬上石田「丸善コミックス7 ニュートン」を読んだ
(作)犬上博史(画)石田おさむ「丸善コミックス7 ニュートン」丸善、1994年
を読んだ。
ニュートンの伝記漫画。まとまりがないとも感じたが、実際にニュートンは短い期間に物理学の偉大な研究をまとめ上げたのだから、仕方がない。本書を読んで、大人向きの伝記漫画シリーズなのだと感じた。
2026年2月4日水曜日
2026年2月3日火曜日
2026年2月2日月曜日
2026年2月1日日曜日
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