2026年4月15日水曜日

ホーキング、ペンローズ「ホーキングとペンローズが語る時空の本質」を読んだ

スティーブン・ホーキング、ロジャー・ペンローズ(著)、林一(訳)「ホーキングとペンローズが語る時空の本質」早川書房、1997年
を読んだ。

原書は1996年にPrinceton University Pressで出版された「The nature of space and time」である。内容は1994年にケンブリッジ大学のアイザック・ニュートン数理科学研究所で行われたホーキングとペンローズの連続講演録である。

前半はホーキングとペンローズが一般相対論の時空の大域的性質についての内容について説明し、それを踏まえて後半では、ホーキングがホーキングらの初期宇宙モデル、ペンローズはツイスター理論の説明をする。お互いの理論の動機がわかる良書であると思う。

原書の性格から、大学院レベルの一般相対論の教科書の内容を知っていることが読者に求められていると思う。