2026年3月15日日曜日

本間「巨大ブラックホールの謎」を読んだ

本間希樹「巨大ブラックホールの謎」2017年、講談社
を読んだ。

ブルーバックスの一冊。著者は電波天文学を専門とする天文学者で、イベントホライズンテレスコープの日本側の責任者でもある。(テレビ番組の情熱大陸にも出ていたらしいが、その手のテレビ番組は最近は見ていなかったので、未確認である。)

本書は天文学者から見たブラックホールやそれにかかわる天体などについて分かりやすくまとまっている良書であると思う。前半はわりとよく見かける記述が多めではあるが、後半はイベントホライズンテレスコープの周辺の話題が増えているが、観測結果が出る2年ほど前なので、結果自体はない。インパクトのある観測結果が出てしまうと記述は変わってしまうだろうから、観測前にまとめられた分かりやすい解説書だと理解してから読むと良いだろう。